2019/12/30 (月) 19:00
・2019-12-03投稿
エピソード Ⅱ(日本ツアー編)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「『すうとりほ』いうもんが うちらの会話をバラしよる訳じゃが、ついにタイトルがついたで」
鞘師「なんかだいぶ『物語』がたまったんで、ここらで時系列を整理するつもりらしいで」
すう「なんでいきなり エピソードⅡ なんかの 」
鞘師「細かいことは気にせんの」
もあ「スターウォーズか!」
すう「これからのEUツアーや 『10月10日』を見据えとるんかの」
鞘師「計算高いの」
もあ「なんかたまたま『楽園』に立ち寄ったら、いつの間にか住人になったらしいよ」
鞘師「たちの悪い住人じゃの」
すう「あんたはいろんなもんを連れて来るの」
鞘師「ここを事故物件じゃ思うとるじゃろうの」
すう「最初の武道館の半年前くらいにYoutubeで うちらを見たのが最初らしいが、あんたとの両方の無肥料農法じゃったらしいで」
もあ「農民?」
すう「前にも言うたが、この会話を特殊な能力で聞きよるらしいが」
もあ「幻聴ね」
すう「発信力のほうが低下しとるらしいで」
鞘師「ネタ造りに苦労しとるんか」
もあ「ネタかいっ!!」
すう「この『物語』もだいぶたまって、いつの間にか『楽園』に『物語集』まで作ってもろうて ビックリしとるらしいで」
鞘師「管理人も変わりもんよ」
すう「ほいで『物語集』を角川書店あたりから本として出版するいう噂を広める工作員を雇ういう 風の噂で」
鞘師「印税生活を『夢』に見とるらしいの」
すう「うちらにも分けてもらわんとの」
もあ「私らあってのものだしね」
鞘師「まあ ずっと言いよったら『言霊』いうこともあるしの」
すう「うちらは 世界征服を目指しとるし、『物語集』も英訳して全世界で販売を目論んどるらしいで」
もあ「凄い儲けね!」
鞘師「物販に紛れ込ますつもりか」
すう「Tシャツとの抱き合わせ販売で」
もあ「独占禁止法 違反じゃん」
鞘師「騙されるメイトもおるじゃろ」
すう「今のうちから仲良うしとったほうがええかもの」
もあ「今度 ライブに招待して記念写真を撮りましょ」
鞘師「ほうじゃの。一緒にご飯食べよう」
すう「・・・という『夢』を、今度の初夢で『夢』に見たいと『夢』見とるらしいで」
鞘師「『夢』みたいな話じゃの」
もあ「『夢』じゃん」
すう「それはそうと本題じゃ」
鞘師「なんね」
すう「これから年末は忙しいで」
鞘師「行き当たりばったりじゃけの」
すう「『Zepp』に『Mステ』に『CDJ』じゃ」
鞘師「この次ぎは『新春 爆笑ヒットパレード』あたりか」
もあ「やめて」
すう「『ベビメタ03』解禁じゃ!!」
もあ「イヤよ」
鞘師「うちら3人と」
もあ「おいっ」
鞘師「あとオブザーバーで百々子。そして見届人として『華丸師匠』」
すう「さんまさんにも いうといて」
鞘師「後見人をお願いしとくわ」
すう「そうと決まったら練習じゃ」
鞘師「おう。その前にまず腹ごしらえじゃ」
もあ「帰らしてもらうわっ!」
注:本文中『夢』というところを『妄想』と置き換えることはご遠慮ください
続く
・2019-12-11投稿
エピソードⅡ(日本ツアー編)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「いよいよ『Zepp』じゃ」
鞘師「ああ。みかじめ料 払うとるもんしか参加できんやつか」
もあ「おいおいっ!」
すう「まだ いらんこと言うなよ」
鞘師「抽選はずれたもんの不満がたまっとるらしいの」
すう「やっぱり 敗者復活枠 がいるんかの」
鞘師「『THE MANZAI』みとうにの」
もあ「そっちに行くな」
すう「欧州ツアーが始まったら 当分 日本には帰らんし」
鞘師「今のうちに ライブ に来たいじゃろうの」
すう「『CDJ』にしても落選したもんがいっぱいおるしの」
もあ「あれは いろんなアーティストがいっぱい出るしね」
すう「やっぱり敗者復活枠がいるんかの」
鞘師「『M-1』みとうにの」
もあ「だから そっちに行くな!」
すう「それはそうと本題じゃ」
鞘師「なんね」
すう「年末年始とライブをやるわけじゃが」
鞘師「おう」
すう「寒いけ 風邪ひかんように気を付けよ」
鞘師「寒いの苦手なんよね。 南国育ちじゃけ」
すう「広島じゃろが」
もあ「真夏の『サマソニ』もつらいよね」
鞘師「暑いの苦手なんよね。 広島育ちじゃけ」
すう「はぁ?」
もあ「それで なんか『封印』することはないかだって」
すう「ほうじゃの。鞘師の『IDZ』かの」
鞘師「なんでや?」
すう「走りよったら 転けるじゃろ」
鞘師「やかましっ!!」
もあ「・・・」
すう「少し先のことじゃが 欧州ツアー前の 幕張 はきちんと あいさつ せんといけんかの」
鞘師「わいせつ?」
もあ「あいさつっ!」
鞘師「ワイシャツ着て?」
もあ「あ・い・さ・つ!!」
すう「バカタレ」
もあ「・・・」
鞘師「遊びはここまでじゃ」
すう「遊びじゃったんか」
鞘師「うちの本気を見せちゃろ」
すう「はよ見せや」
もあ「・・・」
すう「ほいでどんなんや」
鞘師「こんなんどうや」
すう「どんなんや」
鞘師「ステージの前に BABYMETAL アベンジャー 東西神バンドが揃って」
すう「ほう」
鞘師「前に出て」
すう「ほう ほう」
鞘師「手をつないで 御辞儀する」
すう「なんか平凡じゃの」
もあ「そうね」
鞘師「そん時のBGMが『蒲田行進曲』を流すんじゃ」
もあ「ぶっ」
すう「おー。 いいね」
もあ「えぇっ」
鞘師「よし。そうと決まったら まずはランチミーティングじゃ」
すう「おーう」
もあ「決まったんかいっ!!」
注:この物語は事実を忠実に再現しておりますが、当事者の許可を取っていないためフィクションとしておいてください
続く
・2019-12-19投稿
エピソードⅡ(Zepp編)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「とりあえず『Zepp』が済んだで」
鞘師「おう。これで会員特典の『かっこう』がついたの」
もあ「まてまてっ」
すう「メイトらが『封印』じゃ『外典』じゃ わーわー 言いよったの」
もあ「・・・」
すう「勝手にハードル上げるもんじゃけ」
鞘師「走り高跳びが」
すう「棒高跳びになって」
鞘師「見事にハードルの下を走り抜けたの」
もあ「うまい! 座布団 1枚」
鞘師「言うたじゃろ。なんも考えてない いうて」
すう「キツネ様の真骨頂よ!」
鞘師「ご機嫌じゃったで」
もあ「ぶっ!」
すう「まあ たまたま会場に空きが出来たいうて 急にやったんじゃけの」
鞘師「安請け合いしたけ こんなもんよ」
もあ「こらぁ」
すう「まあでも 小箱じゃったんで うちらとの距離が近かったんで楽しかったじゃろ」
鞘師「たまにはの。 プラス思考でいかんと」
すう「でもまだ『Mステ』に『CDJ』があるで」
もあ「あまり期待してもね・・・」
すう「そう思うじゃろ」
鞘師「今回 なんもせんかった分、もしかして次は・・・」
もあ「次は・・・」
すう「とっておきの」
もあ「とっておきの・・・」
鞘師「なんもせんのよ」
もあ「どてっ」
すう「でも分からんで」
鞘師「ほうよ。裏をかくけえの」
すう「裏の裏をの」
鞘師「裏の裏の裏をの」
すう「裏の裏の・・・裏の裏の・・・」
もあ「ほんと 負けず嫌いよね」
すう「こんぐらい言うとかんと」
鞘師「この『楽園』見よるけえの」
もあ「なるほど・・・」
すう「それはそうと本題じゃ」
鞘師「なんね」
すう「3rdアルバムん中で MVするんなら 何がええや」
鞘師「別に・・・」
すう「なんか言えや」
鞘師「日出郞」
すう「そりゃ オカマじゃ」
もあ「誰も分からんよ」
鞘師「じゃあ 『ういろう』」
すう「そりゃ珍味じゃ」
もあ「おーい」
鞘師「うちの本気を見せちゃろ」
すう「なんや」
鞘師「Kagerou」
すう「最初っから言えや」
もあ「・・・」
鞘師「ほいじゃあ 一区切りついたんで 景気付けに 今日はCoCo壱じゃ」
もあ「景気付け?」
すう「うちは 2倍じゃ」
鞘師「ならうちは 5倍」
すう「なに。なら 10倍」
鞘師「むむ。ほいじゃあ 20倍」
すう「くそっ。この負けず嫌いが 30倍でどうや」
もあ「わたしは 100倍」
鞘師「・・・」
すう「・・・」
鞘師「えっ・・・」
すう「そうだったのね・・・」
注:この物語は事実を忠実に再現しているだけなので、内容について不快に思った方は当事者に対して苦情を申し立ててください。
続く。
・2019-12-20投稿
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「なんか言うことないか」
鞘師「ない」
もあ「・・・」
すう「なんか忘れとらんか」
鞘師「昼めしは食ったで」
もあ「・・・」
すう「バカタレ。うちの誕生日じゃ」
鞘師「ほうじゃったの」
すう「これでまたあんたとの差が開いたの」
鞘師「くそっ」
もあ「そこっ?」
鞘師「ほいで なんぼになったんかいの」
すう「10万と22才」
鞘師「凄い歳じゃの ってオイっ」
鞘師「そういや 『みずき』頑張っとるの」
注:中元みずき(アナ雪2・エンドソング)
すう「先月までコンビニでバイトしよったらしいじゃん」
もあ「スゴいよね」
すう「あんた 一緒にやりよったの」
鞘師「うちの2こ下かの」
すう「じゃあうちの3こ下か」
もあ「・・・」
すう「うちも よう姉妹に間違われるんよね」
鞘師「いやあ あんたら二人の歌はたいしたもんよ」
もあ「ねえ」
すう「うちらも負けとられんの」
鞘師「負けず嫌いじゃけの」
すう「ほっとけ」
もあ「・・・」
鞘師「ほいじゃあ今日は晩飯 奢るよ」
すう「すまんの」
鞘師「お好みでエエか」
注:お好み焼き
すう「じゃあ 肉玉そば」
鞘師「うちは肉玉うどん」
すう「トッピングはイカ天」
鞘師「うちは生イカ」
すう「あとキムチ」
鞘師「うちはツナ」
すう「チーズも」
鞘師「もちも」
もあ「・・・」
すう「生牡蠣」
鞘師「ホタテ」
すう「くそっ。ならポテトサラダ」
鞘師「シーザーサラダ」
すう「焼き鳥の盛り合わせ」
鞘師「天ぷらの盛り合わせ」
すう「とんこつ」
鞘師「しょうゆ」
もあ「お好み焼きじゃないじゃんか!!」
すう「・・・」
鞘師「・・・」
すう「またひとつ歳をとったわい」
鞘師「そりゃ メイトのセリフで」
注:高齢という意味ではありません。
続く
・2019-12-23投稿
エピソードⅡ(Mステ編)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「これからEUツアーとかあるわけじゃが」
鞘師「寒そうじゃの」
すう「そっちじゃのうて」
もあ「・・・」
すう「フェスやら サポートやらでいろんなバンドさんを見る機会があるわけよ」
鞘師「ほうじゃの」
すう「やっぱり参考んなるよの」
もあ「勉強になるよね」
すう「うちらは国内じゃ もうちいとじゃが その点あんたはしっかり爪あと残しとるの」
鞘師「どうなんかの」
すう「まあでも それでも17歳でやめて 海外行ったいうのは なかなか たくましいの」
鞘師「誉めても なんも出んで」
もあ「私らの知らない世界も いっぱいありそうね」
すう「うちらもそうじゃけど いろんな空気に触れることは エエことよ」
鞘師「うちも今は ええ勉強さしてもらいよるよ」
すう「優等生の発言じゃの」
もあ「・・・」
すう「ほいじゃが あんたが来たけえ なんか空気が変わったど」
鞘師「そりゃあ アメリカの柔軟剤を使いよるけえの」
もあ「オイオイ」
鞘師「言うとくが 生き残るもんは 強いもんでも 知的なもんでものうて 変化に最も適応できるもんで」
すう「どっかで聞いたことがあるの」
もあ「ダーウィンの進化論ね」
鞘師「広島弁バージョンじゃ」
すう「オー。ちょっと今日の『すうとりほ』は違うの」
鞘師「たまにはの」
すう「それはそうと本題じゃ」
鞘師「なんね」
すう「今度の『Mステ』よ」
鞘師「ああ。業界の付き合いで出るやつか」
もあ「あぶねー!」
すう「いつ頃 出りゃエエんかの」
鞘師「ほんまよ」
すう「メイトらが いつ出るかわからんと 風呂にも入れんいうて 言いよるらしいで」
鞘師「普段から 小汚ないじゃんか」
もあ「やめろー!!」
すう「まあ 中途半端な時間はいやよの」
鞘師「腹減るしの」
もあ「そっちかい」
すう「弁当が置いてあるじゃろ」
鞘師「そんならええわ」
もあ「エエんかいっ!」
すう「久しぶりじゃし タモさんがなに言うかの?」
もあ「ねえ」
鞘師「さんまさんから 根回し してもらお」
すう「台本作っといての」
鞘師「ふりがな もの」
すう「ほいじゃあ これからも」
鞘師「ファイトー」
すう「いっぱーつっ!!」
もあ「何それ?」
続く
・2019-12-26投稿
エピソードⅡ(Mステ編)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「今度のMステよ」
鞘師「ああ。アミューズ枠のやつか」
もあ「やめろ」
すう「久しぶりの地上波じゃ」
鞘師「前ん時はまだ地デジじゃなかったの」
もあ「んなこたぁない」
すう「ちょっと練習しようや」
鞘師「うちが出るかわからんけどまあええか」
タモ「それでは『ベビメタ03』の皆さん どうぞ」
もあ「アウトー。 03はいらーん」
タモ「それではベビメタの皆さん どうぞ」
すう「ちゃーちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっらー」
もあ「アウトー。いいとものテーマじゃ」
タモ「それでは『ベビメタ』の皆さんどうぞ」
すう「ちゃらちゃちゃちゃー ちゃちゃちゃちゃちゃー」
もあ「それそれ! まっちゃんの」
鞘師「ドッターン」
もあ「アウトー」
すう「鞘師が 階段でコケたー」
タモ「それではどうぞ」
すう「こんにちは。すうメタルでふっ」
もあ「アウトー」
鞘師「すうがかんだー」
タモ「それではどうぞ」
すう「こんにちは」
もあ「アウトー」
すう「何が?」
鞘師「あんた 右手と右足が一緒じゃ」
すう「ちょっと 真面目にやれや」
鞘師「タモさんとの会話にたどり着けんど」
もあ「まったく」
鞘師「さっきから気になっとったんじゃが」
すう「なんね?」
鞘師「もあちゃんの『アウトー』よ」
もあ「ん」
鞘師「ありゃ 『笑ってはいけない』のやつで」
もあ「・・・」
すう「もうそういう時期か」
鞘師「もあちゃんも お笑いのセンスがあるの」
もあ「あんたらのせいよ」
すう「のう鞘師。あんたと」
鞘師「いやいや。あんたじゃ」
もあ「あ・ん・た・ら」
鞘師「・・・」
すう「・・・」
鞘師「やっぱ 03よ」
すう「タモさんはどこいったんじゃ」
続く
・2019-12-28投稿
エピソードⅡ(Mステ編)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「Mステ見てくれたか」
鞘師「カップヌードル食べながら見よう思うて 湯を入れたら終わっとったで」
もあ「バカヤロー」
すう「うちは かまんかったで」
鞘師「しゃべってないじゃんか」
もあ「・・・」
鞘師「まあ 安定の『Mステ』よ」
もあ「・・・」
鞘師「とりあえず『Mステ』とかけまして」
すう「かけまして」
鞘師「今シーズンのベビメタとときます」
もあ「そのこころは」
鞘師「あっというま でした」
もあ「座布団1枚 取って」
すう「よし。今日は『CDJ』じゃ」
鞘師「今日のところは これぐらいにしとこ」
もあ「短いのね」
鞘師「『Mステ』バージョンよ」
もあ「あぶねー」
続く
・2019-12-30投稿
エピソードⅡ(Mステ編)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「Mステの扱いが短いいうて またメイトらがあーだコーダ言いよるで」
鞘師「しょうがないよの。付き合いで急に決まったけえの」
もあ「やめとけ」
すう「KOBAはよう断れんけえの」
もあ「・・・」
すう「アベンジャーは久しぶりの華乃じゃったの」
鞘師「うちは火種を持っとるし」
すう「百々子はなんか用事があったらしいで」
もあ「・・・」
鞘師「しょうがないけえ あの時間に割り込んだいう噂を聞いたもんがおったいう風の噂で」
すう「なんかもう みんなの予定がはいっとったみたいじゃけどの」
鞘師「月曜日の歯医者みたいじゃの」
もあ「なるほど」
すう「割り込んだとはねえ」
鞘師「回転寿司よ」
もあ「ほう」
すう「タコとイカの間に トロを無理やり入れたんよ」
もあ「うまい!」
鞘師「旨いよの 寿司は」
もあ「違うわ!!」
すう「まあでも 爪痕残せたじゃろ」
鞘師「爪あか?」
もあ「こら!」
鞘師「でもなかなか評判ええで」
すう「あんたは 見逃したらしいの」
鞘師「ちょっと湯沸かしよったけ」
注:前回参照
もあ「・・・」
すう「ほいじゃあ なんか食べながら反省会じゃ」
鞘師「吉野家に行くか」
もあ「この流れは 『スシロー』でしょ」
鞘師「こりゃ一本取られたわい」
すう「おっさんか!」
注:この会話は事情に基づいておりますが聞き流してください。
続く
・2020-01-06投稿
エピソードⅡ(新春編)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「正月はどうじゃったや」
鞘師「食って寝てよ」
すう「ほうじゃろうの」
鞘師「顔見て言うなや」
もあ「・・・」
鞘師「年越しのわんこそばの記録更新ができんかったわ」
すう「なんぼや?」
鞘師「140杯」
もあ「げっ!」
注:鞘師の記録は142杯
鞘師「すう あんたは?」
すう「書き初めよ」
鞘師「何書いたんや?」
すう「『世界制服』よ。今年はマジで」
鞘師「あんた 字が間違うとるで」
すう「ありゃ」
もあ「やれやれ」
すう「もあちゃんは」
もあ「実家でおせち料理」
鞘師「名古屋のお雑煮は お餅とあんこが入っとるらしいの」
もあ「そりゃ おしるこ!!」
すう「それはそうと本題じゃ」
鞘師「なんね」
すう「今度の 幕張で3rdアルバムん中から 何かやるんかの だって」
鞘師「まだ何も 振り付けが決まっとらんけ どうかの」
すう「MIKIKO先生まちか」
もあ「・・・」
鞘師「Perfume姉さんらが3時間で 振り覚えるけえ うちらは3日もありゃ 4つ5つは出来るじゃろいうて言いよるらしいで」
すう「KOBAも 出来にゃ出来んでええわ いうて言いよったで」
もあ「ゆるっ」
すう「ほいじゃが また全曲やるんじゃないかいうてメイトらが噂しよるらしいが」
鞘師「まったく懲りんやつらよ。『Zepp』忘れたんかの」
もあ「おいおい」
すう「またハードルが上がりよるで」
鞘師「勝手にドンドン上がってく」
もあ「どっかで聞いたね」
すう「よし。うちは 書き初めの書き直しじゃ」
鞘師「うちは書道6段で」
もあ「すごっ」
鞘師「ほいじゃあうちは わんこそばの リベンジじゃ」
すう「目標は?」
鞘師「200杯」
すう「昔から 言うだけ番長じゃの」
鞘師「もあちゃん 付き合うて」
もあ「イヤよ」
続く
・2020-01-07投稿
エピソード0(仁義なき広島死闘編)
はじめに:この物語は事実を忠実に再現していますが、あまりリアルに表現すると、盗聴していることが発覚するため、特定の人物が判明しないよう、一部音声(表現)を変更してお届けしています。
2020年1月
すう「のう鞘師」
鞘師「なんね」
すう「これからEUツアーとかあるわけじゃが」
鞘師「時が経つのは早いの」
すう「10年もあっという間じゃ」
鞘師「まさか あんたと一緒にやりよるとはの」
すう「ほんまよ」
もあ「・・・」
2010年某日(ASH)
すう「のう鞘師」
鞘師「なんや」
すう「わしは 東京へ行くことにしたで」
鞘師「ほうか」
すう「『アミューズ会』の盃もろうて、そこの下部組織の『さくら学院』いうところの 部屋住みに入るんじゃ」
鞘師「ほうか。大手じゃの。Perfumeの姐さんらがおるの」
すう「『ASH興業』も系列の友好団体じゃけの」
鞘師「姉貴ならすぐに 頭だすじゃろ」
すう「『歌の中元 踊りの鞘師』いうたら 東京でもその道じゃあ 名が知れとるけえの」
鞘師「おう。みな道をあけてくれるわい」
すう「こんなも 出てこんかいや」
こんな:あなた、お前
鞘師「わしも いろいろ話はあるんじゃが もうちいと ここ(ASH)で修行じゃ」
すう「なんなら わしが掛け合うちゃろうか」
鞘師「姉貴のことはようわかっとる。あんたと同んなじ組に入ったら ずっとあんたの風下じゃ」
すう「・・・」
鞘師「自分の身の振り方は 自分で決めるわい」
すう「わしも こんながおらんと 尻に火が付かんど」
鞘師「まあ 首洗うて待っときんさい」
すう「ほうか。敵にはしとうないがの」
2011年某日(東京)
すう「鞘師。こんなも出てくることんなったか」
鞘師「おう。『UF連合』に誘われてのう。そこの主要団体の『モーニング組』に拾われたんじゃ」
すう「イケイケのとこじゃないか。古参の組員も ようけおるし」
鞘師「大姑 小姑がえっとおるわい」
すう「幹部待遇らしいの」
鞘師「今ちいと 勢いがないが わしが カッコウつけるわい」
すう「こんなの器量は わしはようわかっとる。恐ろしい女よ」
鞘師「今は アイドル戦国時代じゃ。組織が乱立しとるが やったるわい」
すう「こんなとは これから反目じゃの」
鞘師「こうやって呑むのも 今日で最期じゃ」
すう「おう。今度 道で会うても背中見せるなよ」
鞘師「そっちもの」
『楽園』2019年9月15日投稿(NY編)に続く
2020年1月(再び)
すう「それはそうと本題じゃ」
鞘師「なんね」
すう「これからのベビメタで何か変化がいるかの?」
鞘師「いちいち変えるの めんどくさい いうて KOBAが言いよったで」
もあ「おーい」
すう「あの頭もか」
鞘師「ありゃ どうしようもないで」
もあ「こらぁー」
すう「まさか うちの横であんたが『踊る』ことんなるとは夢にも思わんかったで」
鞘師「ほんまよ。うちの横であんたが『歌う』とはの」
すう「うちの横での」
鞘師「いや。うちの横での」
もあ「また やりだした」
すう「まあ これからも頼むわい」
鞘師「おう。そろそろ本気出さにゃあいけんか」
すう「はよ出せや」
もあ「・・・」
すう「ほいじゃあミィーティングするか」
鞘師「何 食うんや」
すう「お約束じゃの」
鞘師「わんこそばは 見とうないで」
もあ「だれも言うてないわ!!」
続く
➡➡➡【エピソードⅠ】【エピソードⅢ】【エピソードⅣ】【エピソードⅤ】
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